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2018/4/27

大阪市で9軒の空き家をAirbnbで再活用!

大阪市で9軒の空き家をAirbnbで再活用!

古い空き家を活用

大手民泊サイトであるAirbnbは、世界中で注目を集めています。
個人だけでなく企業も登録しており、登録物件数は右肩上がりです。

そして、日本の大阪市のとある中小企業による新しいやり方が話題になりました。
それは古い住居をリフォームして、Airbnbに登録するというものです。
古い住居をとりあえずAirbnbに登録するというのは、多くの人が既に実践しています。

しかし、ただ古い住居を貸し出すだけでは、民泊愛用者の注目を集めることができません。
上記の企業の一味違うところは、一気に9軒の空き家を民泊のために開放した点です。

9軒の空き家は、大阪市此花区の JR西九条駅周辺に点在しています。
9軒の空き家の合計室数は10で、収容できるキャパシティが50人です。

そして、街全体を一つのホテルに見立て街作りに貢献する、という姿勢が評価されています。
9軒の空き家の中には古い長屋も存在しています。長屋といえば、日本の古来から伝わっている伝統的な住居です。Airbnbの愛用者は独特な住居を好みます。古い長屋を活用する戦略は、Airbnbの顧客層にマッチしていると言えるでしょう。

再開発が困難である

そもそもこれらの9軒の空き家がAirbnbに活用されたことには理由があります。
それは大阪市此花区の JR西九条駅周辺が抜本的な開発をし難い土地柄である、という問題です。
古い建造物を再活用しようとする手段は、業者に任せるのが一般的です。

しかし、大阪市此花区の JR西九条駅周辺は業者が請け負い難い位置にあります。
具体的には細い道に面しているせいで、重機の搬入が不可能な点です。
住居の改築や解体にどれだけ精通していても、重機を運用できない場所では無力です。
一軒の家を解体することさえ一苦労だと言われています。

そして、これらの9軒の家はそれぞれ離れているため、解体等の難しい作業を推し進めるのは困難だと評されてきました。そのため、Airbnbに運用できる最低限のリフォーム、という手段が採用されたのです。

無論、古い住居をAirbnbに貸し出すのは、多くの登録者が実践しています。そこで『街作り』のコンセプトを全面に打ち出して、広告効果を狙うことにしました。以上が、『SEKAI HOTEL』が立ち上がった背景です。

フロント業務の担当者

Airbnbにおいて欠かせないのがフロント業務です。
住居のオーナーが旅行者に提供するだけでは、様々なリスクを抱えることになります。

例えば、貸し出している住居を適切に使用してもらわなければ、財産が著しく損傷してしまう恐れがあるのです。他にも、コミュニケーションが問題となります。日本でAirbnbを利用するのは、基本的に外国人です。全てのオーナーが英語や中国語に堪能ではないため、コミュニケーションの不足は共通の悩みだと言われています。

『SEKAI HOTEL』も例外ではありませんが、その点が問題になっていません。
理由はフロント業務の代行者が存在するからです。それを担っているのは『SEKAI HOTEL』を企画した山岡啓一郎氏です。山岡啓一郎氏はまだ28歳なのに、非常にしっかりしている点が評価されています。月に1度の住人説明会も行っていることからも、周囲の理解を重要視していことが伺えます。

周辺地域振興に効果あり

『街作り』と謳いつつ、実際に企画が進行すると、なかなか成果を出せないケースは珍しくありません。
その結果、利益を得るはずだった協力者が離れていき、次第に企画の目標が小さくなっていきます。

ですが、『SEKAI HOTEL』は今のところ上手くいっています。旅行者が周辺を散策する時、区域のサービスを利用してくれるからです。そのため、最初の目標を見失わずに済んでいます。

『SEKAI HOTEL』成功の原動力となっているのが、宿泊パスです。宿泊パスは山岡啓一郎氏が滞在者に鍵の受け渡しと同時に渡しています。宿泊パスを用いると、提携先のサービスが無料利用できるのです。

特に人気を獲得しているのは、喫茶店の朝食無料サービスと銭湯だと言われています。
両方とも日本文化の理解に繋がる点が人気の理由です。

周辺住民に好評

以上の様に提携しているサービスと上手くいっている『SEKAI HOTEL』ですが、実は周辺住民との関係も良好です。

民泊で最も難しい作業は?と尋ねられたオーナーがよく口にするのは、周辺住民による苦情です。マナーを守らない旅行者のせいで不快な思いをした住民は、オーナーに怒りをぶつけます。そのせいで大問題に発展して、地域全体で民泊を禁止してしまう、という事例もあるほどです。

少し話が逸れましたが、『SEKAI HOTEL』では苦情の対応をフロント業務の一環だと考えています。
つまり、住居を提供しているオーナーに一任するのではなく、山岡啓一郎氏が中心となって対処するのです。外国語に不慣れなオーナーとは違い、利用者に正しくクレームを伝えることができます。

周辺住民の理解を得られたのは、彼が効率的な方法を採用しているからではありません。自分で行動することで、理解を得るための姿勢が評価されたのです。この姿勢はAirbnbのオーナーやフロントマンがお手本にすべきだと言えます。

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