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2018/8/17

EUがAirbnbの予約手続きに問題視

EUがAirbnbの予約手続きに問題視

複雑化する料金体系

民泊最大手と称されるAirbnbは、多数の旅行者が利用しています。民泊オーナーや宿泊設備によって、様々なサービスを供給できる仕組みは魅力的です。しかし、サービスが複雑化したことで、Airbnbを利用し慣れていない人が困惑することもあります。

具体的には料金体系です。Airbnbに登録しているオーナーは、少しでもライバルよりも安い料金に設定しようとしています。安価で利用できる設備は、その分だけ集客力を高められるからです。

サービスの一部を宿泊料金に乗せないで、別料金として徴収するやり方は常套手段になっています。特に多いのが清掃料金を別項目にするやり方です。旅行者をもてなすオプション的なサービスではなく、料金を分かり難くさせているだけなので、利用者の一部は不満の声を挙げています。

欧州連合が苦情

以上がAirbnbの実態の一部です。そして、現状のAirbnbの活動に対して、欧州連合(EU)が苦情を訴えました。2018年7月16日のことです。前述した料金体系に加え、予約手続きに関する問題も指摘しています。

まず、EU側の料金体系に関する主張は明確です。全ての利用者が一見して料金を理解できるように、是正すべきだと言っています。サービス料や清掃料金を別にするのではなく、総額をAirbnbのサイトに記述して欲しい、という要求です。総額の計算が何らかの理由で難しい場合には、追加料金が発生する可能性をAirbnb側が注意喚起する仕組みにすることも求めています。

予約手続きの問題に関しては、オーナー側の都合で急遽キャンセルになるケースです。現地へ来た旅行者が予約した宿泊設備に泊まれなければ、立往生することになってしまいます。

どれも現在のAirbnbに存在する問題で、利用者が不利益を被っています。EUの主張は、利用者側に寄り添ったものです。以上の予約手続きと料金体系の是正は、早急に対策して欲しいとAirbnbに訴えています。

その後について

EUのクレームに対して、Airbnbは回答しています。
まず、料金の透明性を明らかにすることは、協力していく所存とのことです。ただし、料金に関する話は予約確定の前に済んでいる、とオーナーの正当性も同時に主張しています。また、予約の問題は、「関係当局と協議し、明らかにしていく」と発表しています。

同社の回答を得たEU委員会は、更に追求していくつもりのようです。ホストの形態が複雑なせいで、EUにおける消費者保護法の適用ルールが使い難くなっています。
将来的には、EU法を順守したサービスにするのがEU委員会の狙いです。

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