ワールドカップが与えた民泊の影響は?
ワールドカップの影響
2018年の6月から7月にかけて、ロシアではワールドカップが開催されました。サッカーの国際的な人気イベントであるワールドカップは、開催国に多くの人が来訪するのが通例です。
そして、その際には旅行者を受け入れるため、宿泊設備が必要になります。通常営業をしていては、泊まれない旅行者が続出してしまうからです。
ロシアのワールドカップの開催時期において、プラットホーム社とAirbnbとブッキングコムが受け入れ先の確保に尽力しました。試合会場となるロシア各都市で、宿泊できる物件数を倍以上にしたのです。民泊最大手であるAirbnbは前年比111%増、ブッキングドットコムは165%増の宿泊在庫を用意しました。宿泊在庫とは業界用語で、泊まれる設備の数のことです。
結果について
ワールドカップ開催期間中の宿泊データは、データ解析のスペシャリストであるトランスペアレント社がまとめました。2018年6月の中旬以降のデータは、トランスペアレント社によれば概ね盛況だったようです。期間限定で滞在ビザを緩和したロシア政府の対応も良かったのですが民泊やホテル業の協力があったことも成功の一因となっています。
まず、前述したサッカーが行われる会場周辺は、多くの宿泊客が訪れました。一泊するのに必要なコストは、平均で100ドルです。会場が存在していない都市の宿泊費用は50ドルなので、需要によって相場が高くなったことが伺えます。そして、グループリーグ戦が行われている最中は、一泊300ドルまで高騰したところもあったのです。
民泊仲介サイトに登録していたレンタル宿泊物件のオーナーは、大きく稼ぐことに成功しました。トランスペアレント社の試算によれば、ロシアの首都であるモスクワのオーナーは、平均で4100ドルの売上を得たとのことです。
また、サランスクやカザンという都市は、普段はロシアの国内旅行者もあまり訪れない場所です。しかし、ワールドカップが開かれた影響で、客数が前年同期比2000%以上に増加しました。
民泊が伸びた事情
ロシアのワールドカップで民泊が好調だったのは、この客数の増加が一時的なことだからです。宿泊設備を新しく用意するには、時間とお金が必要となります。しかし、一時的に増える人のために用意しても、イベントが終われば収益を得る見込みがありません。
だから、ホテルを新規に建設するよりも、既にある設備を宿泊に用いる方が理に適っているのです。個人オーナーが所有している物件を、バケーションレンタルするのが、最善の策だと考えられています。
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