Airbnbと都電荒川線、東京さくらトラムがコラボ
Airbnbが都営交通とコラボ！
民泊仲介事業を担っているAirbnbが、新たなコラボ企画を始めました。
これまでもAirbnbは、様々な媒体や企業と提携関係を結んでいます。特に多いのが不動産関連企業と手を結ぶケースです。民泊仲介事業の成功は、良質な建造物をいかにして顧客に提供できるかが重要だと言われています。よって不動産関連企業とAirbnbが提携するのは自然な成り行きです。
しかし、今回のコラボ企画はAirbnbにとって未知のものだと言えます。理由はAirbnbが提携するのが交通関連事業体だからです。具体的には都電荒川線、別名：東京さくらトラムと提携することになりました。更に正確に言えば、東京さくらトラムを運営しているのは都営交通とAirbnbによるコラボです。
コラボ企画の狙い
Airbnbと都営交通によるコラボ企画は名称がすでに決定しています。
コラボ企画の名前は『TODEN LINE TOURISM』です。
『TODEN LINE TOURISM』によって実現するのは沿線の暮らしの体験です。このコラボ企画の参加者は、都電荒川線の暮らしを実感することができます。無論、本当に都電荒川線の周囲に住むわけではありません。本コラボ企画を通して、都電荒川線の魅力を間接的に知ってもらおうという狙いがあります。
実は本コラボ企画の利用差は外国人旅行者を想定しています。それは外国人利用者にとって沿線周囲が魅力的な観光スポットだからです。都電荒川線の走行距離は、比較的短い割りに移動時間が長めだと言われています。
しかし、沿線の周囲は日本の暮らしが垣間見える風情があり、外国人旅行者にとっては垂涎ものです。ですから、本コラボ企画を実施することで多くの外国人旅行者を誘致できる可能性は十分にあります。
具体的な内容
Airbnbはより多くの外国人旅行者を獲得して都電荒川線は利用者の増加を見込めます。以上の様に、互いに利益があるのが本コラボ企画です。ただし、コラボ企画の内容が雑では逆効果になりかねないため、両者は入念に協議しました。その結果、本コラボ企画のプログラムは素晴らしい出来栄えのものに昇華されたのです。
本コラボ企画では、5種類の体験を用意されています。ミニチュア小物の制作や三味線の演奏や手抜き友禅などです。すでに、Airbnbのサイト内に特設ページが存在しています。このプログラムのプロジェクトムービーも公開されており、実際に体験している外国人旅行者の姿を確認することも可能です。
また、同時に上記の体験プログラムを提供するためのホストの募集も開始しています。体験プログラムを提供するのはホストの役割です。都電荒川線の周辺で民泊事業を行っているならば、本コラボ企画は大きなチャンスだと言えます。
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