Airbnbがサンフランシスコの若年層ホームレスを救うため寄付を発表
サンフランシスコのホームレス問題
アメリカ合衆国のサンフランシスコは、世界的な知名度を誇る地域です。そして、サンフランシスコがかねてより抱えている大きな問題が一つあります。それはホームレスの数が多いことです。
ホームレスになるのは老境へ差し掛かってからという先入観がありますが、サンフランシスコの事情は少し異なります。それはサンフランシスコのホームレスは、若年層の人間が目立つからです。
手を差し伸べたAirbnb
まだ若いのに住む家がないのは可哀想、ということでサンフランシスコに手を差し伸べた企業があります。それがAirbnbです。サンフランシスコに拠点を置くAirbnbは、サンフランシスコ市長のLondon Breed氏と協力して、ホームレス問題に取り組むことにしました。
そして、2019年1月28日、Airbnbは若年ホームレスを支援するために200万ドルを寄付すると発表したのです。日本円に換算すると、およそ2億1800万円です。Airbnbの最高経営責任者を務めているBrianChesky氏は、声明を出した時に自身の心境を述べています。「住まいは誰にとっても必要なものであり、毎晩1200人近い若者がサンフランシスコの路上で寝泊まりしている。サンフランシスコはAirbnbのホームタウンであり、我々には住居と就業機会を必要としているこのような若者を支援する責任がある」とのことです。
実はAirbnbによるホームレス支援の決定は突発的なものではありません。2018年11月、Airbnbはサンフランシスコのホームレス問題の解決のため、500万ドルの資金援助を行うことを宣言していました。対象が若年層と限定的ではあるものの、今回の支援はその計画の一環です。これから3年間、Airbnbは市議会議員及び地域団体と連携していくのが計画の全貌です。
今回の寄付金の200万ドルはサンフランシスコの市のキャンペーンに活用されます。キャンペーンの目的は若者に住居と仕事を提供することです。キャンペーンは『RisingUp』と名づけられました。なお、このキャンペーンに参加するのはAirbnbだけではありません。クラウドコミュニケーション企業であるTwilioも、70万ドルの支援を決定しています。
今回の寄付の背景
サンフランシスコのホームレス問題を解決しようとするAirbnbの姿勢は立派です。
しかし、Airbnbにとってただの慈善事業ではありません。
民泊仲介サービスによって新たな収入源を得ている人が存在するものの、それ以上に不満を抱く人々もいます。その結果、家賃の高騰や空室率の低下を招いたことで世界中の都市と微妙な関係になっているのです。ですからAirbnbは今回の寄付によるイメージアップを狙っているのです。
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