> 新着NEWS一覧へ

2019/7/26

民泊新法が始まって1年が経った日本の民泊事情とは

民泊新法が始まって1年が経った日本の民泊事情とは

日本の民泊の現状

2019年6月15日、民泊業界にとって特別な日でした。
理由は民泊新法が開始されてからちょうど1年だからです。

民泊新法とは、違法性のある民泊事業者を一掃するために始まった制度です。
問題のある民泊設備は、ヤミ民泊と呼ばれています。

ヤミ民泊は、周辺にいる無関係な人々に迷惑をかける事から、多くの人々に嫌悪されている存在です。民泊新法を守れているか否かは、届け出が受理されているかどうかで決まります。地方自治体に民泊オーナーが提出する事が義務付けられている届け出は、比較的クリアのハードルが低いものだと言われています。

民泊新法が始まってから、ヤミ民泊は激減したのは確かです。
当初、民泊新法による変化にとまどった事業者は少なからずいたものの、現在では民泊新法を守って運営する民泊オーナーが着実に増えています。2019年6月7日時点のデータですが、届け出の件数は1万7301件に到達しました。当初と比べると、およそ8倍の数字です。そのデータから、適正化が加速している事がうかがえます。

政府や観光庁について

日本政府は訪日外国人旅行者を増やす目標を掲げています。
2020年までに訪日旅行者を4000万人に増やす目標です。

しかし、目標を達成するには、宿泊設備不足の問題があります。そこで、民泊設備の活躍に期待しているのです。適正な民泊設備を増やして、宿泊の受け皿を作るべく奔走しています。

政府の目標を達成すべく、サポートするのが観光庁の仕事の一つです。ルール守った上で民泊運営をするように、事業者に届け出の提出をするように訴えてきました。

そして、民泊仲介サイトと連携し、違法物件の削除と掲載防止をしたのも観光庁の仕事です。2019年4月、適法な民泊設備だけをまとめたデータベースも運用を開始しました。民泊仲介サイトに開示し、違法性のある物件の掲載を防ぐためのものです。

2019年6月11日には石井啓一国土交通省は記者会見を行いました。それによれば、違法民泊対策は着実に効果を上げているとの事です。

民泊新法の抜け穴

民泊新法は抜け穴が存在します。
まず、運営者が海外で活動している場合、日本国内からでは手を出し難い点です。距離的な問題だけでなく、日本と他国のルールが異なる事も影響しています。また、仲介サイトを利用せずSNSで宿泊者を募る事業者もあります。

現状の問題に対して、大阪府と大阪市は国に対策を要請しました。
自治体の力だけでは解決が困難であるためです。
しかし、現状はいたちごっこで、観光庁の担当者は頭を悩ませています。

■ご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください!

airbnbでお困りの方、新しくairbnbをやってみようかなと思ってる方!
airbnb代行で経験が豊富な弊社にお任せください。

物件をお持ちでない方にも弊社のスペシャリストが良物件をご紹介いたします。
物件の稼働率を高め収益が最大化になるようご提案させていただきます。

詳しい内容は下記からどうぞ
airbnb・民泊運営代行《Minpaku Supporters》