Airbnbの一晩の宿泊者数が400万人を突破！
Airbnbによる発表
民泊仲介事業を営んでいるAirbnbは、定期的な発表を行っています。
それは自社のサービスがどのような結果を出しているか、多くの人に認知して貰うためです。また、サービスの必要性が理解されれば、その分だけ協力や恩恵を受ける事ができます。
2019年8月10日、Airbnbの宿泊者数が400万人を突破しました。この数値が驚異的なのは、400万人の宿泊が一晩で成されたからです。そして、一晩400万人の宿泊という数字は、Airbnbにとっては最高記録の更新でした。
アメリカの企業であるAirbnbの業績は、日本にとっても無関係とは言えません。なぜなら、日本の大都市である大阪と東京は、Airbnbの利用者が多い地域だからです。大阪と東京におけるAirbnbの利用者数は、トップ10に入っています。両方とも人気観光都市なのは間違いないですが、一国の2都市がトップ10に入っているのは日本だけです。
民泊新法からV字回復したAirbnb
2008年に設立し2014年に日本へ上陸したAirbnbは、2018年6月に苦境を迎えました。民泊を規制する目的で登場した民泊新法によって、多くの違法民泊が削除されたからです。
しかし、民泊新法が施行されてから1年で、AirbnbはV字回復を遂げました。Airbnbに登録されている日本の物件数は約5万件で、総客室数は約7万3千室です。この数値は民泊新法が施行される前を上回っています。
民泊新法という向かい風の中でAirbnbが躍進を遂げたのは、多くの企業とパートナーシップを組んだからだと言われています。自社の資源だけでは不可能なサービスを、他社の資源も使う事で成立させてきたのです。物件を貸し出す企業64社を含めた117社が、AirbnbPartnersという名前で提携しています。ちなみに、この様な枠組みを作った上でAirbnbと提携しているのは、全世界で日本だけです。
Airbnbが現在目指しているのは、旅先での特別な体験です。ただ、宿泊先を提供するのではなく、楽しい旅を実現させるためのサービスを展開しています。例えば、以前はできなかったレストランの検索も可能になりました。
そして、Airbnbの主張する特別な体験もサイト上から検索する事が可能です。秋葉原のアニメの聖地ツアーや新宿の居酒屋をハシゴするツアーは、訪日外国人から人気を博しています。以上の様な体験メニューは、世界の1000都市以上で4万件以上の数が登録されており、選ぶ事ができます。
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