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2019/9/09

イベント民泊実施のため東大阪市とAirbnbが提携!

イベント民泊実施のため東大阪市とAirbnbが提携!

東大阪とAirbnbが提携

2019年8月23日、アメリカのAirbnbと東大阪市が、業務提携をする事になりました。国際スポーツイベントを契機とした観光振興が目的のものです。詳細を記した覚書を以て締結しました。

上記の提携が成立したのは、2019年のラグビーワールドカップが目前に迫っているからです。日本の各地で開催される一大スポーツイベントで、大阪も会場の一つに決定しています。

多くの訪日客が賑わう事で間違いないのですが、問題は宿泊できる施設が不足する点です。通常でも宿不足が発生していて、それに輪をかけた事態になる事は火を見るより明らかだと言えます。

そこで、東大阪市は民泊仲介サイトの最大手であるAirbnbの協力が必要になりました。大会期間中に自宅の空き部屋を提供するイベント民泊の実施のための協力です。イベント民泊とは、民泊オーナーでない人が宿泊先を提供する仕組みですが、相応のノウハウがなければ混乱は必至です。だから、サポート役が求められ、Airbnbが手を上げた格好になりました。

イベント民泊とは?

イベント民泊の特徴は、特別な準備をしなくても良い事です。民泊新法の成立によって、以前よりも民泊オーナーを務めるハードルが上がりました。基準値を上回る事ができなければ、民泊運営の許可そのものが下りないのです。

しかし、イベント民泊では旅館業法等を無視する事ができます。ごく短期間に限り、要件を満たす必要がないという事です。

今回のイベント民泊の詳細

東大阪市とAirbnbによるイベント民泊は、花園ラグビー場で試合のある4日間と前日と翌日が対象となります。日をまたいでの開催となるので、合計12日間です。

イベント民泊に興味がある人の応募は8月30日までで現在は応募できません。勝手に人を泊めると、イベント民泊のルールに反してしまいますので注意が必要です。

また、今回のイベント民泊を機に、東大阪市は観光地としてのアピールを行う予定です。東大阪市内の歴史、文化、ものづくり、スポーツ等を体験できる「ひがしおおさか体感まち博2019」を9月13日から11月4日にかけて開催予定です。

9月20日から10月20日は、他には162の飲食店が協力し、500円のバルメニューを提供する「東大阪ラグビーバル」があります。ものづくり技術を発信する目的で「東大阪産業フェア2019」は、9月20日から11月2日の予定です。いずれのイベントも、イベント民泊を通じて東大阪の滞在を楽しんでもらうため、工夫が凝らされています。

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