Airbnbが2020年の人気旅行先ランキングを公表！
Airbnbが人気旅行席を予想！
民泊のホストとゲストをつなげるサービスを展開するエアビーアンドビー（Airbnb）が来年、2020年に人気が上昇することが予想される世界各地のランキングを公表しました。
現時点で翌年（2020年）の予約が確定している件数を、昨年この時期の翌年（2019年）の予約件数を比較して割りだした増減率を多い順にランキングしました。
ランクインした場所の2020年ならではの特長を2つ取り上げてみました。
環境意識の高い場所がランクイン！
7位のアメリカ・オレゴン州・ユージーン（213%増）と14位のカナダのコートニー（114%増）は環境問題に取り組んでいる地域です。良質な環境で旅を楽しみたいというのも場所を選ぶ理由の一つでしょう。あるいは環境関連のイベントや施設を見てみたいという目的の人もいるでしょう。
ユージーンにあるオレゴン工科大学が徐々に進めてきた大学内のエネルギーを全て地下のマグマを利用する地熱発電と太陽光発電、バイオマス発電などにするという取り組みが2020年に7つのキャンパス全てで実現するのです。二酸化炭素の排出量プラスマイナスゼロにするカーボンニュートラルという取り組みを具体化したことに注目した人たちの集客が予想されているのです。
カナダ西海岸のコートニーも二酸化炭素などの温室効果ガスの20%削減という目標達成期限が2020年になっていることが予約が増えた理由になっていると思われます。
大型イベントの開催予定地がランクインしたが…
見事1位にランクインしたのはアメリカ・ウィスコンシン州・ミルウォーキー。729%とその激増ぶりはすごいですね。しかし、その理由は、アメリカ大統領選挙のための民主党全国大会が開催されるという少し面白みに欠けるものです。おそらく国内各地からの集客ということになるでしょう。アメリカは3億人を超える人口があり政党も2つしかないのですから、それだけ大会のために訪れる人がいるのは当たり前と言えるでしょう。
3位のタイのバンコクから近いブリーラムの383%増の理由はチャーン・インターナショナル・サーキットで行われるレースイベントに違いありません。2018年から世界ナンバーワンとも言われるバイクレース「MotoGP」開催が周知されてきたことが予約増のきっかけになっています。レース観戦はもちろんライブや巨大フードコートで各国のグルメ、オートバイ用品が買えるショップが軒を連ねる巨大ブースの魅力も知れ渡ることになり観戦プラス観光の予約が増えたに違いありません。
そして、東京も103%増しということで17位にランクインしています。東京オリンピックパラリンピックの開催が無関係なわけはありません。マラソンが札幌開催になった影響が少しあるんでしょうか？
まとめ
2位のスペインのビルバオの402%増、5位のルーマニアの298%増など文化拠点が多い中、2020年ピンポイントの理由でランキングした旅先を取り上げてみました。このようなAirbnbの情報開示は民泊ホスト、ゲストに新しいきっかけを与えてくれますね。
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