大都市の若者を魅了する中国「民宿ブーム」
【民宿ブーム】中国の若い女性に大人気!
コロナからの復興途上にある中国の観光を支える“民宿”の最新の現状について分かりやすくお伝えします。
中国の観光の回復
中国も日本同様5月に大型連休があります。5月1日の労働節(メーデー)から始まる5日間です。日本ではコロナ禍の自粛モードでしたが中国では既に観光が復活を果たしています。2億3000万人の旅行者の動きがカウントされました。この数は昨年の倍以上の2.2倍となりました。感染拡大前と比べても3.2%上回っているといいます。
中国国内の民宿ビジネスの広がり
観光需要が戻る中で、新たに中国国内で急上昇しているのが民宿ビジネスです。自由に旅行が出来る若い女性の人気を集め観光全体を支えているとも言われているのです。
中国の民宿とは?
日本で民宿というと和風のペンションというニュアンスで旅館より小さい、家庭的という位置付けです。中国でも同様で家族やそうじゃなくても個人的に経営する小規模な宿泊施設を指します。中国における「民宿」は個人や家族が経営する小規模な宿泊施設でヨーロッパで近いイメージだと共用の二段ベッドとシャワー、シンプルな朝食が付くB & B(Bed and Breakfast)がニアイコールと言えます。
中国の民宿の法律
日本の「民宿」は旅館業法で管理されていますが中国で民宿が法的に認められたのは2017年とごく最近です。そこから2年後にはさらに勢い付いて市場規模は210億元(約3500億円)にジャンプアップしました。現在は200万もの施設が最大手の予約サイトに登録されています。
中国の民宿の需要も回復
その後新型コロナ感染拡大の影響で低迷を余儀なくされたもの直近2021年の5月の連休には民宿の宿泊客はコロナ以前の2019年に比べても50%以上増大しています。
中国の主な民宿利用者の傾向
中国国内の民宿を利用する人の傾向を見ると30歳以下の若者が80%を占めています。性別ではどの年代も50%以上が女性です。民宿を利用する人たちは予約サイトの口コミを積極的に参照しています。民宿での体験をSNSなどで積極的に発信しているというのも民宿利用者の特徴です。
当初の想定は地方の農村
中国国内で民宿が多いのは地方の農村です。例えば2018年から2020年の間に爆発的に民宿の数を増やしたのは都市から離れた内モンゴル自治区です。10倍以上という驚きの数字を叩き出しました。
民泊の経営者は都市部の若者
増えつつある農村の民宿の経営者の70%が30歳以下の若者だといいます。多くが農村とは縁がなかった人たちで都市部から積極的に民宿ビジネスにチャレンジしているというのです。盛んに行われる民宿開業セミナープログラムに参加しデジタルプラットフォームを有効活用するスキルを身に付けるというステップを踏んできています。大都市在住の若者はリアルな旅行者のニーズを熟知していているし、さらに最先端のビジネススキルを身に付けているから強みは揺るぎないと言えるでしょう。
高級な民宿が増加
自然と歴史遺産が売りの雲南省の大理市は民宿が増えつつある地域ですが最近は高級化が進行しているといいます。一般の民宿の3割以上、観光ホテルと比べても高額な宿泊費が必要な施設も大理市ではざらだといいます。これが他の地域にも広がれば中国の民宿ビジネスの今後は楽しみです。
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