エアビー、アフガン難民2万人に宿泊先提供
【Airbnb】アフガニスタン難民支援に尽力！2万人に宿泊先無償提供
「利用できる住まいが緊急に必要で不可欠だ」これはIRCのデビッド・ミリバンド委員長のAirbnbの米国でのアフガニスタン難民支援への感謝の言葉です。
アメリカカルフォルニアを拠点におく民泊仲介のオンラインプラットフォームAirbnb（エアビーアンドビー）のシェアは今や全世界です。
強引に実権を握ったイスラム主義勢力タリバンから逃れようとするアフガニスタンの人たちへの支援は世界が注目する問題で急務になっています。
Airbnbは広げてきた世界シェアをフル活用して早速謝意を得ることができました。
民泊施設の2万人分の無償提供は世界のボランティアのリーダーたる行動と言えます。
Airbnbの非営利団体「Airbnb.org」を通じた今回の支援について詳しく見て行きます。
Airbnb.orgのこれまでの取り組み
「Airbnb.org」はAirbnbの非営利団体で急なアクシデントに見舞われ衣食住が満たされなくなった人たちの住を助ける取り組みをしてきました。
世界各地で起こる津波、火山噴火、台風、洪水などの自然災害で日常を奪われた人たちに住宅を提供してきました。
ここ最近では新型コロナウイルス感染症の世界的拡大によって自宅以外の居場所を要した医療従事者の人たちのために快適に生活できる場を用意したことは記憶に新しいところです。
AirbnbCEOのアフガニスタン難民への思い
Airbnb.orgのアフガニスタン難民支援の出発点には本家Airbnbのブライアン・チェスキー最高経営責任者（共同創業者）の思いがありました。
「行き場を失い世界各地に移住しなければならないアフガン難民は何万人もいる。新しい生活の場は彼らの新しいトピックスの出発点だ。まずは、2万人の難民のためにただの安全以上の快適な生活環境を提供したい」という言葉を発信しました。
アフガニスタン難民緊急支援のパートナー
Airbnb.orgはアフガニスタン難民緊急支援については多くのパートナーを総動員して実行しています。
移住支援機関はもちろん賛同するあらゆるビジネス企業を巻き込んで助けの手を差しのべます。
この行動に注目する企業は多く「ニーズは非常に大きい」と招集の声に挙手する企業は少なくありません。
具体的な行動
Airbnb.orgはアフガニスタン難民の支援を急務と考え、より早い道のりを選び著名な慈善団体に資金提供を行いました。
具体的には国際救済委員会（IRC）やユダヤ移民援助協会（HIAS）、チャーチ・ワールド・サービス（CWS）の取り組みに寄付で協力したのです。
もちろんAirbnbのプラットフォームの活用は言うまでもありません。避難先に着いてすぐ最大で1000人のアフガン難民に一時的な居場所を提供しました。
拠点を置くアメリカではアフガン難民165人に長期滞在できる場所を真っ先に用意しました。
タリバン関係者やテロリストの進入に注意
残虐行為を犯すタリバン関係者やテロリストはアフガニスタンの人たちだけじゃなく受け入れた国の人たちにとっても脅威です。
難民を受け入れと同時に世界に脅威が広がることは絶対許されません。
Airbnbが米国からアフガニスタン難民救済の活動を広げて行くには思いやりや寛大さと同時に警戒と注意深さを併用することが必須と言えます。
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