エアビー、古民家の改修に支援金、関係人口の創出へ、長野県辰野町とパートナーシップ
【Airbnb】長野県辰野町と連携！古民家の活用と移住者の受け入れ
長野県辰野町は長野県の中央に位置する山と田んぼの緑が美しい地域です。
辰野町とタックを組もうとしているのは民泊仲介大手のエアビーアンドビー(Airbnb)です。
共同プロジェクトを立ち上げ地域を盛り上げようとしています。詳細をお伝えします。
Airbnbと自治体のパートナーシップ
Airbnbが日本の自治体と協定を結びパートナーになったのは辰野町が初めてではありません。
これまでに5件の自治体とパートナーシップを組んできました。
その一つに長野の観光の中心になる長野県観光機構があります。
5月から観光に関連した職業人口を増やすこと、新しい企業を積極的に受け入れる、定住する人たちを増やすといった取り組みを共同で行っています。
「たつのWORK TRIP」で連携
Airbnbの主要な取り組みの一つに「たつのWORK TRIP」との連携があります。
「たつのWORK TRIP」は里山の自然に癒されながら働くワーケーションを促進する取り組みをしています。
Airbnbは利用するゲストに金銭的サポートをします。
町内での宿泊費はもちろん、会議室や事務所などのコーワキングスペースの使用料、二次交通費など移動と仕事に必要な経費を含みます。
企業や個人4組を募集していて、補助金の上限は1組30万円です。
この取り組みは来年2月まで実施されます。
空き家バンクと連携
空き家バンクは空き家を貸したい人と借りたい人を賃貸や購入に繋げるサービスです。
Airbnbは辰野町内の空き家バンクと共同で空き家・古民家を宿泊施設として復活させる取り組みを行っています。
募集人数は3人でリノベーション費用30万円をAirbnbがサポートします。
応募した人はリノベーション後Airbnbに登録し2月末までに開業しなければなりません。
辰野町側はAirbnbを歓迎
辰野町に辰野町移住定住促進協議会が設立されたのは2014年です。
人口は減少する一方で移住者受け入れに活路を見出そうとしていました。
辰野町の掲げるキャッチフレーズは「暮らすように旅をする」です。
武居保男町長は同じマインドで繋がることができるAirbnbを歓迎しています。
Airbnb側の思い
Airbnb Japan代表取締役の田邉泰之氏は「都会を離れ違った場所で働きたいという人たちの思いを実現させる助け手になりたい。
色々な人材が集まって助け合える場を創り出したい。
ゆくゆくは辰野町に住み続けてもらえるようAirbnbが出来ることをやって行きたい」とパートナーとして協力する旨を力説しています。
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