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2021/12/13

「置かれた場所で咲く」は正しい?都会と地方どちらで暮らすのが良いか考える

「置かれた場所で咲く」は正しい?都会と地方どちらで暮らすのが良いか考える

「置かれた場所で咲く」に疑問!今後暮らすべき場所は都会か地方か?

都会と地方どっちで暮らすのが良いか?

10年前と比較しながら今の時代の目線から考えてみます。

10年前のベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』

約10年前に100万冊以上売れた本に『置かれた場所で咲きなさい』という著書がありました。

「“置かれた場所”があなたの居るべき場所です」というテーマが貫かれた作品です。

この内容が多くの人の心をつかんだからこそ、これだけ売れたわけです。

人生を決める人間関係、恋愛や結婚、そして進学や就職などは住む場所に大きく左右されます。

都会と田舎に住んでいる人の間の格差は避けられない、都会に住むことを肯定した内容でした。

田舎を選んだ武田七重さん

現在60代の武田七重さんは田舎を選んで生きてきた一人です。

愛媛県・鬼北町から就職して大阪で暮らし始め出会いの多さに心躍らせながらも、隣の人の顔も名前も知らない孤独さに一抹の不安を持って生活していました。

僅か3年でUターンという道を選び地元で公務員として働くことになりました。

定年後2014年からは両親が残してくれた実家を活用して農家体験民宿「山あじさい」をご主人の達也さんと経営しています。

彼女が大阪で暮らす中で強く感じたことは“複雑さ”でした。道路や建物がゴチャゴチャ、電車の移動では頭がゴチャゴチャ、ただ生活することにストレスを感じざるを得ませんでした。

シンプルな田舎の生活が心身に染みついていることに改めて気づいたといいます。

七重さん夫婦は田舎生活を肯定

鬼北町には路線バスは2時間に1本しかないという都会では考えられない不便さですが「これがシンプルで快適」と七重さんは笑顔で言い切ります。

車さえあればどこにでも行けるし都会のように駐車場探しのストレスもありません。

もし運転が出来なくなってもタクシーチケットもあるし、乗り降りが簡単な電車もあります。

都会のような移動の複雑さに苦痛がないのが快適生活の一つの理由だそうです。

教育格差についても同じくUターン組の夫の達也さんがもの申しています。

自分たちの子どもが田舎から大学院まで進学したことが話の裏付けになっているに違いありません。

田舎とはいえ中高一貫校や大学に車なら十分通えるし、学力に不安を感じたことはなかったといいます。

娯楽施設が皆無ということで単純に夜遊びが出来ず勉強に専念できるとかいうメリットだけじゃないと言います。

遊び場がおのずと大自然の中になり、SDGsに関心が寄せられ環境意識が大切になる時代、体験が将来に活かされると考えています。

『咲ける場所に動きなさい』へ

都会と田舎で学歴や人脈などに簡単には埋まらない格差は今後も消し去ることは難しいと言えますが、七重さんの話からも田舎にしかない生活の良さがあることがよく分かりました。

現在YouTuberが力を持ちアーリーリタイアを目指す人も少なくない10年前とは全く違った時代です。

今後生き方が『置かれた場所で咲きなさい』から『咲ける場所に動きなさい』にシフトすることになることは目に見えていると言えるでしょう。

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