Airbnb、人種差別への対策でファーストネームをイニシャル表示に–米オレゴン州で
【Airbnb】ホストの人種差別対策“イニシャルだけでファーストネームを非表示”米オレゴン州で1月末決行
世界で民泊のオンラインプラットフォームをリードするAirbnbが人種差別に配慮する予約システムのプログラムの変更を1月末から行うことになりました。
その内容についてお伝えします。
イニシャルだけを表示
人種差別を防ぐプログラムの変更はホストがゲストを閲覧する場合に、ファーストネームを見えないようにするというシステムです。
イニシャルだけしか表示されないのでホストがファーストネームによる偏見でゲストを差別することを防ごうという試みです。
オレゴン州での限定的な試み
Airbnbの広報担当者が1月6日に電子メールで発表したところによると、この取り組みはAirbnbが手がける全てのエリアというわけではなく適応エリアはまだオレゴン州に限られているといいます。
これによって差別がなくなりホストとゲストに完全にいい影響があるのか、あるいはクレームが殺到したり予約数が減少したりネガティブな結果につながるのかが不明なためです。
少なくとも2年間は継続
オレゴン州に住むゲストの名前を予約時にイニシャルだけ表示するというプログラムは1月末からスタートし期間は最短でも2年間と決まっています。
短からず長からずで効果をためしたいところでしょう。
2年の予定実施期間終了後にさらにこのプログラムを継続するかどうかは未定だといいます。
プログラム変更のきっかけ
ホストが予約時に知ることで普通なら問題のないゲストの名前がイニシャルだけ表示されるという異例のプログラムが発動されるきっかけはアフリカ系米国人女性の行動がきっかけになりました。彼女はAirbnbが予約段階でゲストに顔写真とフルネームの共有を強要することに物申し提訴したのです。心中にはホストがフルネームでゲストを選別して人種差別をしているという思いがあったのです。
Airbnbの人種差別への継続的取り組み
Airbnbは今回の変更も含めてホストの人種差別回避のための取り組みを積極的に進めてきました。
2020年にはColor of Changeという人種平等を訴える団体と連携して「Project Lighthouse」を立ち上げています。
Airbnbのプラットフォームを利用する時に人種差別の特定となくしクリーンにして行こうというプロジェクトです。
その他人種差別のために予約時の手続きで変えたのはプロフィール写真の共有のタイミングです。
また、差別禁止についての誓約書にホストの署名を求めています。
Airbnbのホストの人種差別の現状
2016年の調査結果からHarvard Business Review JournalはAirbnbのホストの人種差別問題を明らかにする数値を指摘しています。
Airbnbのゲストが予約時に名前を知られることで、アフリカ系米国人は白人よるも16%も予約できない確率が上がるという結果です。
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