安心院町の農村民泊、スッポン料理提供 研究会「魅力を高めたい」
スッポン料理で農泊に付加物価値を!安心院町グリーンツーリズム研究会の取り組みを紹介
大分県宇佐市の特産品といえばスッポンです。
これに目をつけたのがNPO法人「安心院町グリーンツーリズム(GT)研究会」です。
大分県宇佐市の農村の民泊でスッポン料理を積極的に提供して行こうという取り組みを開始しました。
将来的にはスッポンだけじゃなく、同市院内町産ドジョウ、豊前海産ハモを使った料理も加えて行きたい考えでコロナの先を見据えて農泊に付加価値をつけて魅力向上を目指して行こうとしています。
「安心院町グリーンツーリズム(GT)研究会」の現在の取り組みを紹介します。
それぞれの民泊でスッポンを提供
農家の食卓はゲストにとっては最も楽しみな時間でしょう。
素朴な家庭料理に箸を運び走らせます。
コロナ前までは受け入れ家庭の主なゲストは学校の体験旅行で訪れる中学生たちでした。
大分県宇佐市の農家で中学生たちにスッポン料理を用意していた家庭はこれまで多くはありませんでした。
安心院町グリーンツーリズム研究会の働きかけでゲストを受け入れる農家の夕食でスッポン料理を出すことになりました。
さらにすごいのはゲストにとってはレア体験のスッポン調理にも挑戦してもらうというプランを展開します。
付加価値を付けることで個人客の取り込みを企てる挑戦です。
コロナ以前の宇佐市の民泊利用者
コロナ以前の宇佐市の農家は遠方の中学生たちで賑わっていました。
共に農作業で汗を流し膳を囲み食事を共する共同生活を提供していました。
本人達が強く希望することなくとも学校がレールを作って誘ってきてくれるので農家の方では特に集客に努力は要しませんでした。
年間30~40校に利用され人数にすると6000人から7000人が民家に宿泊していました。
それが2021年は新型コロナの影響で49校からキャンセルされてしまい実現したのは利用は2校のみで訪れた中学生は100人にも満たないたったの88人でした。
個人客も例年の10%程度の193人という少なさに留まりました。
宇佐市の農泊の人気はインバウンドにも広がりつつありましたが、コロナ禍で2年連続利用ゼロという現状で関係者の膨らんでいた希望の風船は完全に弾けて割れてしまいました。
安心院町とスッポンの縁
2か所のスッポン養殖場が安心院町内にあり、いつもの年なら約18トンが出荷されていました。
「美味求真」という本でスッポンが初めて紹介されました。
著者は安心院町出身の政治家木下謙次郎で大正時代の出版でこの本を通してスッポンが全国的に知られるようになりました。
また、スッポンが好物で何度も足を運んでくれた有名人は作家の松本清張でした。
ホストがスッポン料理教室で学ぶ
安心院町はスッポンにゆかりがあるに違いありませんが、町内の農泊ホストが皆自信を持ってスッポン料理を提供できるわけではありません。
そのため希望するホストのために市院内支所でスッポン料理教室が開かれました。
講師は前々からスッポン料理を提供していたホスト2人です。
14人が参加して、鍋、から揚げ、しぐれ煮などスッポンの調理法を伝授されました。
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