“都民割”再開も「ほとんど売り切れ」 宿泊施設も「利用にハードルが…」
6月10日から「都民割」が再開されました。
正式名称は“もっと楽しもう! TokyoTokyo”長いですが、略称はもっと「もっとTokyo」です。
対象は東京都民でキャンペーンの内容は宿泊旅行は 1 人 1 泊当たり 6,000 円以上で 5,000 円割引で日帰り旅行は 1 人 1 回あたり 3,000 円以上で2,500円になるというものです。
「遠くまではちょっと行きたくないかな」という感じで旅行を考えているならお得感は確かにあります。
実際都民はこのキャンペーンをどのように捉えているんでしょうか。
「都民割」について街の声を聞いてみた
「都民割」について街で聴き取りをしました。
東京都に住む人は「友達と行きたいけど、仕事の休みが土日に限らないので難しい」と話が聞けました。
近場の旅行とはいえサービス業など休日がランダムだと予定を合わせるのは難しいものです。
「都民割りに関する情報が少なすぎて、行ってみようかなと思えるくらい広めてほしかった」と話した人もいました。
旅好きで積極的に調べようと思わなければ都民割という名前を知っているくらいで詳しく知らないから「使ってみようかな」とはなりません。
民泊施設が「都民割」を利用できない理由?
「予約がいっぱいだった」という落胆の声がある一方で宿泊施設の方からは「これじゃ予約数が足りないよ」という悲鳴と怒りの声が聴こえてきている。
というのも、都民割プランの販売は国内の旅行予約サイト経由じゃないと出来ないしばりがあるのです。
日本民泊協会の代表理事、大植敏生さんは「民泊は募集要項では対象のはずなのに、実際にはほとんどが参加できない」と話しています。
国内の旅行予約サイトの約70%が民泊施設だと登録自体ができないというのです。
「都民割」が機能しない事例
原宿という好立地の民泊「MOSHI MOSHI ROOMS」は「都民割」に申し込んだ部屋のうち半分が運営会社側の手続きの不備による遅れで掲載されなかったといいます。
照明で桜を表現した癒しの部屋、相撲や銭湯のインテリアで統一し和の雰囲気が楽しめる部屋など思いを込めて準備したのに踏みにじられてしまったといいます。
「都民割」を利用しなかった事例
一方で都内でも「都民割」を利用しない選択をしたのが東京都狛江市の川田旅館の楠瀬大一郎代表です。
川に面し眺めは悪くない部屋もあり「都民割」を利用すれば集客は望めるに違いありませんでした。
「都民割」に登録しなかった理由は「お得意さんファースト」の思いからでした。
約70年前から続けてきた旅館で客室は6部屋で、主なお得意さんは工事で定期的に利用する業者の人たちです。
もしも、観光客が押し寄せたらキャパオーバーになってしまうと、今後の一抹の不安をかみしめながら登録を断念したといいます。
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