ニューヨークの歴史的な建物に隠された、NFT、仮想通貨、Web3のクリエイター専用コワーキングスペースを見てみよう
【EmpireDAO】NFT・仮想通貨・、Web3のクリエイター専用のワーキングスペースを提供
DAOは世界中に分散した人々が協同で管理・運営している組織です。ブロックチェーン上でつながり存在しています。その一つEmpireDAO（エンパイア・ダオ）がニューヨークの歴史的な構想の建築物の複数階を限定的なターゲット専用のワーキングスペースとして貸し出しています。
EmpireDAOの目的
創設者はマイク・フライエタさんです。「Web3の成長を促進し加速させること」がEmpireDAOの最大の目標です。フライエタさんが示唆を得たのは起業家やエンジニア向けのシェアハウス、ハッカーハウスでした。十分な資本と関心を得るために数カ月を要しました。Web3企業の多くは「リモート・ファースト」を貫いて来ましたが、会議やオフィスのような情報交換や交流ができるスペースは歓迎すべきだとフライエタさんは考えています。
NFT・仮想通貨・Web3のクリエイター専用
このスペースはWeb3の分野で活動している個人のクリエイター専用です。大規模なチームが常駐する企業は対象外です。つまり企業が仕事場として使うことはできません。でも企業が社員のクリエーターにこの場所を提供するという選択肢は可能です。ただ積極的に受け入れようとしているのは独立系のクリエーターや新進の小規模チームです。他に独自のブロックチェーンを持たない通貨で相互に仕事の投資をしていることが条件です。つまりここに来ればWeb3分野のクリエイターや開発者たちは実世界でのコミュニティをクリエイトできるのです。
利用料はNFTの形で購入
スペースは事前に予約して使用します。支払いはNFTの形で支払います。一日単位の1つのデスク利用権を購入すると言うシステムです。
スペースの内部を紹介
入口付近は落書きだらけで看板も出ていません。元銀行だった内部の広さは約3160平方メートルで複数の階にまたがっています。ビンテージものと言っても過言ではないエレベーターがあり木製の壁に貼られた紙にはWeb3的な警句が書かれています。すり減った床の年季は建物の歴史を思わせます。窓を開ければニューヨークの街並を見渡すことができます。キッチンやトイレもあり約280個のデスクが並びます。屋上には広い談話室やイベントスペースもあります。
ニューヨークは戦略的な立地
ニューヨークならではのメリットは多いとフライエタさんは考えています。先にHBO、Facebook、グーグル（Google）のクリエイティブな人たちがそうだったように良質な出会いを得るには最高な地域だからです。今後はミュージシャンやアーティスト、コメディアンのようなクリエイターたちもターゲットにしていける可能性を視野に入れています。同じ意味でデンバーやロンドンとともに東京も好立地な条件は備えているに違いありません。
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