中古スマホ市場に参入した欧州発サービスが好調 「Airbnbと似た」仕組みとは？
【バックマーケット】中古スマホ市場の仲介！システムはAirbnbにそっくり！
コロナ禍の2021年度中に日本国内で前年と比べて14.6％も売上を増やしたのは中古のスマートフォンです。212万台を売り上げ過去最高になりました。この数はMM総研の調査で明らかになりました。中古スマートフォンの市場は着実に国内で広がっています。
中古スマホの利用増加の要因
中古スマートフォンの販売台数は今後も増え続けることが予想されています。大手通信会社が販売した１円のスマートフォンを買い中古市場をへ横流しするという人たちが出てきました。その結果安心できる中古品が市場に流れるようになったのです。携帯電話は一人1台という固定観念も薄れ「一台は中古品でいいか」という人も増えたのです。また個人のみならず法人が中古スマホを気軽に使うようになったことも中古スマホの販売台数を増やした理由です。
高品質な中古スマホが集まるバックマーケット
高品質な中古スマホが集まる市場はフランスで2014年にスタートしたマーケットプレイスバックマーケットです。アジア太平洋地域ディレクターのアレックス・ジェロームさんは「オンライン上でゲストが宿泊施設を検索して見つけるAirbnbと似たようなシステムだ」と7月下旬に報道関係者を集めた説明会で話しました。バックマーケットには商品の在庫はありません。オンライン上に出品している中古端末事業者から客が購入すると手数料が入るという流れで収益を得ています。世界16カ国の1500以上の中古端末事業者がバックマーケットに登録しています。
バックマーケットは日本市場にも期待
「予想以上の数字が上がっている」とジェロームさんは日本市場の今後の成長に期待を持っています。スマホのSIMフリーや新品iPhoneが円安の影響で高額になったことが中古品に手を伸ばす人を増やしていると見ています。エコ、リサイクルを積極的に意識する日本の人たちに働きかけていきたいと考えているといいます。
バックマーケット出品は高品質
バックマーケットに出品される中古スマホの品質は同社のお墨付きです。なぜなら同社自らが出品されている中古スマホをランダムに購入して使用して品質を確かめているからです。もしも１円スマホを大量に手に入れて売りさばこうとしてもそうは行きません。最初の４０日間は１日５製品までと制限があるのです。大前提として厳しい品質基準が定められているので安心して高品質の中古スマホをバックマーケットから購入することができます。
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