外国人の個人客解禁、閑古鳥から一転「宿泊予約入り始めた」…アニメ「聖地巡礼」に期待も
外国人個人旅行解禁から民泊復活の確かな兆し
2018年から民泊の届け出数は順調に増加を続けコロナ自粛が始まる2020年4月までに2万1385件にも達しました。そこから経営が難しくなった事業者が次々廃業となり今年の9月12日には1万8190件になりピーク時の15%も減少しています。それが都内や地方の民泊経営者からポジティブな発言、行動が見られるようになったというから心躍ります。
外国人の個人旅行の解禁と円安
国内の民泊事業者は外国人観光客の受け入れはコロナ感染の状況に合わせて規制が緩和されツアー客などが徐々に訪れるようになっていました。それでも多くがなかなか経営が難しいところでした。今回ついに外国人が個人で自由に入国出来るようになったことが民泊業界に強い追い風を吹かせたに違いないのです。さらに外国人には嬉しい円安がプラスアルファされたのも民泊業者としては嬉しい限りです。
羽田空港近くの民泊では
東京大田区でロケット部品の金属加工工場を経営する傍ら4階の空きフロアを2018年に民泊としてオープンしたのは内村喜信さんです。和室と洋室の計2部屋には1人1泊5000円程度という安さが受けて外国人観光客が次々訪れていました。ところが、東京五輪が延期になり予約はキャンセルされその後ツアー客が解禁になっても客が戻って来ることはありませんでした。それが今回個人旅行が解禁になったと同時に予約が入り始めたといいます。内村さんは和室を大掃除し松竹梅のふすまなどを修理してバルコニーはグリーンのペンキで塗り直して生まれ変った気持ちで受け入れを心待ちにしています。
高山市の「聖地巡礼」による集客が復活
直木賞作家・米澤穂信さんの小説を原作としたアニメ「氷菓」の聖地の岐阜県高山市には2019年61万人の外国人観光客が訪れていました。しかし2021年には3000人と信じられない人数に陥ってしまったのです。アニメの中で登場人物が集まっていた喫茶店のモデル「バグパイプ」はノスタルジックな日本風の町並みの魅力に溶け込み外国人が次々訪れていました。松下あずさ店長は「コロナ以前に来てくれたのはアジア系を中心の外国人のお客さんです。また来てくれれば街の復活にも繋がるでしょう」と話しています。
高山市もアニメの「聖地巡礼」に訪れる外国人観光客に期待をしています。永田友和・海外戦略課長はアニメの「舞台探訪マップ」の英語版をウェブサイトに掲載してさらなる集客に繋げたい考えです。
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