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2023/4/17

スマホで「隠しカメラ」を手軽に見つけられるアプリ 赤外線カメラを付け、熱画像を取得 米国チームが開発

スマホで「隠しカメラ」を手軽に見つけられるアプリ 赤外線カメラを付け、熱画像を取得 米国チームが開発

ホテルの部屋に盗撮カメラが仕掛けられていたらショックで旅行を楽しむどころじゃなくなってしまいます。そんなふみにじられる体験を防いでくれるアイテムを米国の大学が開発してくれました。米セントルイス・ワシントン大学、米テネシー大学の研究者たちが「HeatDeCam: Detecting Hidden Spy Cameras via Thermal Emissions」という素敵な論文で発表してくれました。

スマフォに取り付けて隠しカメラを発見できる

隠しカメラが仕掛けられやすいのはスマートフォンの重電機や電気スタンドなど思いもよらない場所です。論文によるとそうした場所にスマートフォンに取り付けた赤外線カメラをかざし熱画像を映し出すと色が変わって隠された盗撮用カメラが発見出来るというのです。

韓国では6400件以上のスパイカメラが!

盗撮用に色々な物に隠して設置したり、盗撮用に使うビデオカメラに仕掛けたりするカメラはスパイカメラと呼ばれています。Airbnbの宿泊施設では隠しカメラによる事件がはびこっています。132件に1件の割合でカメラが設置されていてい17%以上が極秘で設置されているというから怖い話です。韓国では不正撮影が2017年6400件以上報告されています。そのほとんどがホテル内だというからゾッとしてしまいます。

今までのスパイカメラ防止対策のデメリット?

今まではスパイカメラ対策として2つの方法が活用されてきましたがそれぞれ完璧ではありませんでした。一つは無線周波数(RF)信号です。無線カメラのネットワーク通信にRF放射をプラスしてスパイカメラを発見する方法です。この方法はスパイカメラに特化していて他の40%を占める市販品には対処できないというデメリットがあります。2つ目は光学式です。レンズの反射を利用してユーザーの主観的な判断を補填します。ユーザーの相対的な位置に反射の質が影響を受けるために誤差が出るというデメリットがあります。

これらを解決したHeatDeCam

今回研究で発表されたHeatDeCamは2つの方式を超えた精度を発揮しています。遠赤外線エネルギーを可視化するカメラのアタッチ面とをスマートフォンに取り付けて隠しカメラを発見します。実証実験では温度などの環境条件が異なる6つの部屋から86.7%のスパイカメラを見つけ出すことが出来ました。HeatDeCamはスパイカメラがネットワークに接続されていてもいなくても検出が可能です。そのためWi-Fiが設置されているホテルなどでも一般の人が簡単に活用することが出来るのは最も優れた点と言えるでしょう。

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